読めば納得 生命保険の仕組み |
3.生命保険の基本形とは? |
|
|
|
生命保険は「主契約」と「特約」で成り立っています。
日本の生命保険会社の場合は保険商品がセット売りになっている事が多いので、不要な特約が付いているケースが良くあります。
反対に外資系の保険会社は自分で選択ができるので、自分でオリジナルの生命保険をつくる事が可能です。
例えば、
終身保険1000万円
保険期間 終身(生存している限りずっと)
払い済み期間 30歳から60歳
定期特約1000万円
保険期間 30歳から60歳
払い済み期間 30歳から60歳
この場合だと主契約1000万円にプラス特約が1000万円です。
では、61歳に死亡した場合の保険金額はいくらでしょう?
答えは1,000万円です。
生命保険の特約の種類ですが、特約の名称や付加条件などは生命保険会社により異なり主契約や特約の種類により付加できない場合もありますが、簡単に一部をご紹介します。
@死亡保障を厚くするための特約
定期保険特約 一定期間内に死亡した時に死亡保険金が受け取られる。
A不慮の事故や特定感染症による死亡・障害状態に備える特約
災害特約 不慮の事故や特定感染症で死亡した時に主契約に上乗せして災害死亡保険金が受け取れます。値段的に数百円程度なので付けていた方が良いでしょう。
障害特約 不慮の事故や特定感染症で死亡した時に主契約に上乗せして災害死亡保険金が受け取れます。
高度障害になった時に程度に応じて障害給付金が受け取れます。こちらも値段的に数百円程度なので付けていた方が良いでしょう。
B入院・手術・通院など病気やケガに備える特約
手術特約 病気や手術を受けたときに手術給付金が受け取れます。
手術の種類により1回20万円など。
通院特約 退院後、入院の原因となった病気やケガの治療を目的として通院した場合に通院給付金が受け取れます。
C特定の疾病に備える特約
成人病入院特約 成人病とはガン、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、糖尿病です。
これらが原因で継続して5日以上入院した場合に入院給付金が受け取れます。
手術を受けた場合に手術給付金を受け取れる保険もあります。
ガン入院特約 ガンのみで入院したときに入院給付金が受け取れます。
(会社によって支払い条件、支払い限度は異なります。)
Dその他
リビング・ニーズ特約 被保険者(死亡保険金の対象者)が余命6ヶ月と判断された時に死亡保険金の一部または全額が受け取れます。こちらは無料の特約です。
|
|
ページトップ↑ |
|
|
|