契約者の申し出により契約の継続を終了することを解約といいます。
解約すると契約はその時点で消滅し、会社は返還すべき金額があればこれを解約返戻金として契約者に払い戻しますが、通常の場合、払い込んだ保険料合計額より少なくなります。
解約は契約者の意思で自由にできますが、生命保険は家庭の経済準備に欠かせない大切な財産ですから、基本的には満期まで継続する方がメリットがあります。
仮に継続してきた契約を解約すると以下のようなデメリットが生じます。
@保障がなくなるだけでなく、その後新たに契約する場合は、以前より契約年齢が高くなっているので保険料が高くなります。
A新たに契約するときの健康状態によっては、加入できない場合がでてきます。
B配当金を受け取る権利がなくなります。
解約は最後の選択肢として、保険金の減額、払済保険や延長(定期)保険への変更など、自分にとって不利にならない方法を検討していくことが大切です。
|